急な出費が続きどうしても今月が乗り切れない!そんなお金に困っている方にお勧めなのが「キャッシング」と呼ばれる商品群です。キャッシングは簡単に言ってしまえば銀行や消費者金融が一般の人向けに行っている貸金サービスであり、利用目的自由なおかつ担保・保証人不要である事から気軽に借りられる簡易ローンとして今や知らない人はいないくらいでしょう。
さあ、いざキャッシング…ちょっと待って!比較は済んだ?
そんな便利なローンがあるなら、すぐにでもお金を借りたい!そう思ったあなた、ちょっと待って下さい。
カードローンでのキャッシング前に、それぞれのキャッシングの設定をしっかり比較しておくことが大切です。そのためにこのサイトがあり、これを書いている私がいるのです。
とはいえ、その一方でよく聞くのが、「どうせお金を借りるのであればどこで借りても大して変わらないだろう」という声。確かに一昔前とは違い「貸金業法」が改正された事で「金利の上限」や「融資可能な対象」等が細かく決められた為、キャッシング商品間にある商品性能差は少なくなったと言えるでしょう。ではだからといって何処で借りても一緒かと言われればそれは断じて「ノー」です。私たちは自分にあったキャッシング会社を選ぶ事でずっと完済までの道のりが楽になり、また適当に選んでしまったが故いつまでたっても完済できなくなる事を知っておかなくてはなりません。
キャッシングの性能差
キャッシングの性能差と一言で言っても私たちが見て比較するべき項目はいくつかあります。もちろん全てに秀でた商品があればそれが理想なのでしょうが、残念ながら長所もあれば短所もあるのが現在のキャッシング業界では一般的です。その為キャッシング選びでは自分の用途と関係深い項目において特に優れている商品選びをすると良いでしょう。
例えば少しでも利息を安く抑えたいという人は「金利」を重視した商品選びをすると良いでしょう。特に融資希望額の少ない人は最高金利に、融資希望額の多い人は最低金利を注視する事で比較的トータルで支払う利息量を減らす事が可能です。お金を借りる予定の期間が短い場合「一定期間無利息サービス」のある商品のほうが低金利の商品以上にリーズナブルな場合もあります。 |
また少しでも早くお金が必要という人は「審査速度」を重視した商品選びをする事になります。特に「即日融資」と呼ばれる「申し込んだその日に融資を受けられるサービス」はどの会社でもやっているサービスではないので急ぎの人はこのサービスの有無で絞り込みを始めるとよいでしょう。
また既に複数の会社から融資を受けていてローンの一本化、いわゆるおまとめローンに利用したいというのであれば「限度額」を重視した商品を選ぶ必要が出てきます。どうせ一本化するのであれば一社にまとまらなくては意味がありません、数社から受けた融資全てを繰り越し返済できるキャパシティを持っている会社の中から商品を選んでいく必要が出てくる事でしょう。
このように用途にあわせて適切な商品を選んでいく事がキャッシング選びにおいて重要です。ただキャッシングを比較し慎重に選ばなくてはいけない理由はそれだけではありません。
そもそもキャッシングとは?
そもそもキャッシングについてしっかり理解できているでしょうか。
「キャッシング」と聞いて、最初に思いつくのはクレジットカードのキャッシング機能であるという人も多いはず。キャッシングとは、ATMやキャッシュディスペンサーを利用してお金を借入れることができる、クレジットカードや消費者金融などのカードローンで利用可能な、利便性の高い「サービス」のことです。
クレジットカードのキャッシングと、カードローンのキャッシングの違いについて、まずは詳しくみていきましょう。
クレジットカードのキャッシングについて
まずは、クレジットカードのキャッシングについて詳しくみていきましょう。
クレジットカードのキャッシング審査について
クレジットカードに付随しているキャッシング機能は、クレジットカード発行時に自動でそのカードに付帯するため、キャッシング機能利用時に改めて審査を受け直す必要はありません。つまり、即日審査、即日発行に対応したクレジットカードでキャッシングを行えば、即日融資でのキャッシング利用が可能だということです。
クレジットカードのキャッシングサービス利用時について
クレジットカードのキャッシングでお金を借入れる際には、カードローンでお金を借入れるのと同じく、提携したATMやキャッシュディスペンサーにカード挿入後、ATMを操作してお金を借り入れます。
すでに財布に入っているクレジットカードを使ってお金を借入れることができるため、キャッシングのために消費者金融や銀行に申し込まねばならないカードローンと比べると、かなり気軽だと言えるでしょう。
消費者金融や銀行のカードローンで行うキャッシングについて
では次に、消費者金融や銀行のカードローンで行うキャッシングについて調べてみましょう。
消費者金融や銀行カードローンでのキャッシング審査について
消費者金融や銀行のカードローンでお金を借りるためには、目当てのカードローンへ申し込む必要があります。カードローンへ申し込んだ後は、定められた審査基準での審査を受けることになり、その審査に通らないと実際にキャッシングを利用することはできません。その審査基準は消費者金融や銀行によって異なります。その後申し込んだ審査に通って、キャッシングで利用するカードを受け取り次第、お金を借入れることができます。消費者金融や銀行によっては、その場でカードを発行することができる、「自動契約機」のサービスに対応している業者も珍しくありません。
カードローンでのキャッシング、借り入れについて
カードローンのローンカードを受け取った後は、そのカードを使ってATMやキャッシュディスペンサーからお金を借入れることができます。
しかし最近は、ATMを使わずともネット上でお金の借り入れ、返済が可能な「ネットキャッシング」のサービスに対応したカードローンも増えてきています。
サービス面ではカードローンに軍配が上がる
キャッシングでお金を借入れる際利用できるサービスの多さでは、圧倒的にカードローンに軍配が上がります。例えば、初めてのキャッシング時に利用できる、一定期間借入れたお金に利息が発生しない「無利息サービス」や、女性専用のキャッシングサービス「レディースローン」など、利用者の需要を考えてくれているサービスが豊富です。
申し込みに伴う制限
キャッシング関連商品への申込は必ず信用機関に申し込んだ記録が残される事になります。それだけならまだ良いのですが実はこの信用機関の記録によってしばしば私たちは申し込みにおいて不利になる場合があるのです。例えば「A社に申し込んで落ちた」記録が信用機関にあることで、B会社は「A社に申し込んで落ちたのであればうちの審査基準も満たしていないだろう」とまともに審査をしてくれないといったケースがあると言います。
また一ケ月以内に3社以上の申し込みを行った場合「この人は何かしら危険な事情でお金が早急に必要な人だ」と警戒されるようになりこれはこれで審査に落ちるようになってしまいます。つまりこういった制限がある以上キャッシングへの申込は極力必要最低限に抑えるのが基本戦術となってきます。本当に自分にとって有用なキャッシング商品と出会った時に万全の状態で申し込みに挑む為にもやはりキャッシングの比較、選別というのは重要な要素である事がご理解いただけたのではないでしょうか。 |
キャッシングの審査基準について
キャッシングの審査基準は、それぞれの消費者金融、銀行によって異なります。
消費者金融の審査は甘く、銀行のキャッシングは厳しいと言われていますが、その中でも審査の厳しい消費者金融と甘い消費者金融など、細分化することができます。
審査基準を一言で説明することは不可能なのです。
審査基準は消費者金融、銀行ごとに設定が異なる
審査基準の設定は消費者金融や銀行ごとに異なります。
その詳しい審査基準の説明は難しく、社員ではない私には、おおまかにこの当たりが審査で見られるだろうという目星をつけることしかできません。
審査基準のヒントとなるデータとしては、「審査通過率」があります。
大手消費者金融の3社は審査通過率を公表しており、その消費者金融に申し込んだ人の中でどれくらいの割合の人が審査に通ったか目安がわかります。
これで審査基準にも目星をつけることができますよね。
消費者金融名 | 審査通過率 |
アイフル | 47.0% |
プロミス | 44.2% |
アコム | 47.0% |
上記が大手消費者金融3社の審査通過率です。
アコムとアイフルの審査通過率が高く、50%に近い数字が出ていますが、この数字は最近毎月上がり調子であることも伝えておきます。
およそ申し込んだ半数の人が審査に通っていることがわかるはずです。
おそらく公表されていない銀行カードローンの審査通過率も、昨今上がり調子ではないだろうかと私は見ています。
電話で審査基準について聞いてみることにした
アコムのコールセンターの社員さんに、審査基準について具体的に尋ねてみました。
私の、「アコムの審査は甘いのか、厳しいのか?」との質問に、「他社のことはわかりかねるので、一概に審査が甘いか厳しいかお教えすることができない」とのことでした。他社に聞いたことはないものの、きっと他の消費者金融に電話しても同じ返答だろうと思います。
また、私を担当してくれた人が言うには、「年齢基準を満たしており、収入がある人ならば、誰でも融資を受けられる可能性がある」とのことでした。
審査に通るか心配なら、まずはお試し審査
アコムをはじめ大手消費者金融は、公式ホームページ上で簡単な情報の入力をすれば仮審査結果を受け取ることができる、「お試し審査」に対応しています。
ここで年齢や年収、他社借入状況を入力すれば、借入可能か否かの情報をみることができます。
ですが、このお試し審査で借入可能だと表示されたとしても、あくまでこの結果は仮審査結果です。その後の本審査は、もっと申し込んだ人のあらゆる情報を総合的に審査するため、仮審査結果とは違う結果が表示されるかもしれません。
ですが、共通しているのは、仮審査結果で借入不可能だった場合は、本審査結果でも借入不可能が表示されるだろうということです。
審査が不安なら、審査対策をしっかりと
審査基準が甘かろうと厳しかろうと、申込み情報に誤りがあった時点で審査に落ちてしまいます。
まずは申込情報は正確に、そして嘘のない正直な情報で申込みましょう。申込情報を正確にするのが、一番簡単な審査対策です。
他にも、審査にかかる時間を短くするという目的のためにも、借入希望金額を小額にしておくというのもあります。多くのお金を借入れるためには、それに見合った収入や信用情報を求められ、審査基準が厳しくなります。まずは小額借入希望金額を提出しましょう。
2016年7月の新規申込者数でキャッシング比較
大手消費者金融によっては、株主向けにIR情報でキャッシング申込み件数から審査通過率、その他店舗数など、月ごとの売上などの業績を公表しているところがあります。
そのデータを見れば、どの消費者金融のキャッシングに人気が集まっており、多くの人の心を捉えているのかひと目でわかります。申込み者数が多いだけでそこのキャッシングが優秀であるとは言えませんが、どれだけ多くの人の目に止まっているかを知ることができる一つの比較基準となります。
より多くの情報から、多角的にキャッシングを比較して初めて、自分にとって使いやすい優秀なキャッシングが見えてくるのです。
消費者金融 | 新規申し込み者数 |
アコム | 36,747 |
プロミス | 37,135 |
アイフル | 29,632 |
大手消費者金融3社で新規申込者を一覧にしてみました
アコムとプロミスの新規申込み数が並んでおり、少しアイフルが少ない印象でしょうか。この差は単純に、テレビCMの放送頻度や、街なかの看板設置数の差、そして何より、パソコン・スマートフォンから見える、ネット広告の表示頻度による差ではないかと思われます。
お金をかけた宣伝活動が、そのまま新規申込に繋がるのです。どうしてアコムとプロミスが宣伝活動にお金をかけられるのかというと、アコムとプロミスはそれぞれ三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行と事業提携を行っているからです。
審査にかかる時間で比較
キャッシング業者 | 審査時間 |
プロミス | 最短30分 |
アイフル | 最短30分 |
アコム | 最短30分 |
ノーローン | 最短20分 |
レイク | 仮審査結果が即時 |
三菱東京UFJ銀行カードローン | 最短30分 |
有名な大手消費者金融のキャッシングと新生銀行カードローンレイクと三菱東京UFJ銀行カードローンの審査時間を一覧にして比較してみました。
大手消費者金融のカードローンは審査時間がほとんど横並びです。中でも注目すべきなのは、三菱東京UFJ銀行カードローンの審査時間が最短30分であるということ。これは三菱東京UFJ銀行カードローンの保証会社が提携会社のアコムであることに起因しますが、これほど優秀なキャッシングの審査時間が最短30分であることは、かなり大きなメリットです。
審査の早さに関する詳細な比較は、「審査の早さでキャッシング比較」の中で詳しく比較しています。
お試し審査の難易度で比較
消費者金融や銀行カードローンの公式ホームページ上にある「お試し審査」。このお試し審査の厳しさは、そのまま本審査の難易度と密接に関係があるはず。
お試し審査の審査基準で、キャッシングを比較してみましょう。
今回は、29歳男性、独身、4社から合計80万円借りているという設定で仮審査を受けてみました。
ノーローンのお試し審査
ノーローンのお試し審査を上記の条件で申し込んでみたところ、借入可能だという結果が表示されました。
ノーローンのお試し審査は、他の消費者金融と違い、過去のキャッシングで返済遅延があるかどうか聞かれます。これでも分かる通り、返済遅れは審査結果に大きな影響を与えるのです。
反対に言えば、他社借り入れがあっても、目立った返済遅れが無ければ審査に通る可能性があるということです。
新生銀行カードローンレイクのお試し審査
新生銀行カードローンレイクのお試し審査でも、借入可能だという判断がなされました。
ちなみにどこのお試し審査でも、等しく年齢を確かめられましたが、年齢も大きな審査基準となります。29歳というのは、キャッシング審査において一番有利な年齢となります。
モビットのお試し審査
モビットのお試し審査でも等しく、借入可能だという結果を受け取りました。
消費者金融の審査は銀行の審査より優しいので、年収がそれなりにあり、過去のキャッシングに問題が無ければ審査に通ると思って良いのかもしれません。
金利でキャッシングを比較
金利設定は、消費者金融や銀行のキャッシングごとにまったく違います。支払う利息を少なくするためにも、少しでも低金利のキャッシングを利用したいと思うのは当然のことです。そのためにも、キャッシングの設定金利を比較しておきましょう。
キャッシング名 | 金利 |
プロミス | 4.5~17.8% |
アコム | 4.7%~18.0% |
アイフル | 4.5%~18.0% |
モビット | 3.0%~18.0% |
三菱東京UFJ銀行カードローン | 1.9%~14.6% |
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% |
新生銀行カードローンレイク | 4.5~18.0% |
やはり、消費者金融のキャッシングは設定金利は、金利上限法いっぱいで、銀行カードローンと比較すると高い設定が組まれています。
少しでも低い金利でキャッシングを行いたいと思っている方は、低金利の設定が組まれている銀行カードローンでのキャッシングを行いましょう。銀行カードローンの中でも、「三井住友銀行カードローン」と「三菱東京UFJ銀行カードローン」の二つのキャッシングは、比較的他キャッシングよりも審査基準が甘く利用しやすいという特徴があります。
限度額でキャッシング比較
キャッシングによって限度額の設定は異なります。かなり大口の融資を希望するなら、設定可能限度額の高いキャッシングを利用するべきです。できればそれに加え、年収で借入に制限のかからない「総量規制の対象外」のキャッシングを利用すると良いでしょう。さらに詳しく限度額でキャッシングを比較した記事が見たい方は、「限度額の高さでキャッシング比較」を参考にしてください。
キャッシング名 | 限度額 |
三井住友銀行カードローン | 800万円 |
三菱東京UFJ銀行カードローン | 500万円 |
住信SBIネット銀行カードローン | 1,000万円 |
アイフル | 500万円 |
プロミス | 500万円 |
アコム | 800万円 |
総量規制対象外の、銀行カードローンを中心に限度額を紹介しました。限度額の設定はキャッシングによって異なることがわかってもらえたでしょうか。
ですが、注意してもらいたいのが、ここで紹介した限度額はあくまで「最高限度額」であることです。利用開始時は、誰しも数十万円程度の低い限度額が適応されるはずです。
限度額をさらに増額したいと思ったなら、公式ホームページや専用フリーダイヤルから、増額の依頼を出す必要があります。または、キャッシングの借入と返済の実績が認められると、業者側から増額の案内が届きますから、この案内を待つというのも一つの手です。
限度額が上がれ上がるほど金利は下がる
限度額設定が上がれば上がるほど、適応金利がどんどん下がっていきます。利用実績が認められるほど、限度額の増額と同時に、金利の引き下げも行われるということです。それだけキャッシング業者側から、優良顧客であると認められているということの現れです。
増額審査は厳しい
限度額増額の案内が届く前にこちらから増額依頼を出すと、「増額審査」を受けなければなりません。この増額審査は、初回融資時の審査より厳しいと言われています。初回の審査より厳しく、「属性」と「信用情報」を審査されることになるでしょう。
提携ATMの種類で比較
消費者金融や銀行のカードローンでのキャッシングは、基本ATMにカードを挿入してのキャッシングとなります。その際利用できるATMの種類や数は、消費者金融や銀行で変わります。少しでも提携しているATMの種類が多いキャッシングが優秀だと言えますよね。
では具体的に、提携ATMの種類で消費者金融を比較してみましょう。
キャッシング | 提携ATMの種類 |
アコム | 6種 |
アイフル | 9種 |
プロミス | 4種 |
新生銀行カードローンレイク | 4種 |
アイフルの提携ATMが9種類という設定がダントツですね。アイフルは、セブン銀行ATMやローソンATMなどコンビニATMはもちろんのことながら、三菱東京UFJ銀行やイオン銀行をはじめ、西日本シティ銀行や親和銀行などの銀行ATMを使った借り入れが可能となっています。
提携ATMの数だけでなく手数料にも要注意
いくら、提携しているATMの数が多くとも、ATMを利用してお金を借入れる際、また借り入れたお金の返済、また利息の支払い時にATMを利用するときに手数料がかかってしまっては、痛い出費となります。
レイクやプロミスなど、提携ATMの種類が比較的少ない消費者金融は、提携ATMの種類こそ少ないものの、プロミスは自社ATM以外にも三井住友銀行ATMの利用手数料無料、レイクはコンビニATMの利用手数料が無料と、かなりATMを使いやすい設定が組まれています。
提携ATMの種類が多いのか、ATM利用手数料がかからないキャッシングを利用するのか。あらかじめキャッシングを比較した上で決めてください。
ATM利用手数料で比較
いくら使えるATMの数が多くとも、ATMを使った借り入れと返済時に手数料がかかってしまうと、それだけで損となってしまいます。
具体的に、この消費者金融はATM利用手数料がどれだけかかるのか、一覧にして比較してみましょう。
キャッシング | ATMの利用手数料 |
アコム | 一万円までの借り入れには108円 一万円を超える借り入れには216円 |
アイフル | 一万円までの借り入れには108円 一万円を超える借り入れには216円 |
プロミス | 一万円までの借り入れには108円 一万円を超える借り入れには216円 |
新生銀行カードローンレイク | 無料 |
やはり、上でも述べたレイクからのキャッシング以外は最低でも108円のATM利用手数料がかかってしまいます。
この手数料が高いと思うか、それとも安いと思うかは、あなたの借り入れ計画や、キャッシングのスタイルでも変わりますが、カードローンでのキャッシングは借り入れと返済が小刻みになりがちです。
ATMからのキャッシングがメインになりがちな人はなおさら、ATM利用手数料が安い消費者金融や銀行からお金の借入を行いましょう。
10万円借りた場合の約定返済額でキャッシング比較
キャッシングによって、最低返済額もとい約定返済額の金額は異なります。毎月必ず、この約定返済額は返済しなくてはなりません。約定返済額が小額であればあるほど、返済の負担が小さいと言えるでしょう。では具体的に、10万円借り入れた場合の約定返済額でキャッシングを比較してみましょう。
キャッシング業者名 | 約定返済額 |
三井住友銀行カードローン | 10,000円 |
三菱東京UFJ銀行カードローン | 2,000円 |
じぶん銀行カードローン | 2,000円 |
アコム | 約10,000円 ※返済設定で多少変わる |
モビット | 8,000円 |
三菱東京UFJ銀行カードローンとじぶん銀行カードローンの約定返済額が小さく、利用者にとっては嬉しい設定が組まれているように見えます。
約定返済額の返済を続けていても返済完結は遠い
約定返済額はあくまで最小返済額であって、この時支払われるのはほとんど「利息」です。利息をいくら支払っていても、借り入れた「元金」の返済は進みません。約定返済額が低いのは、直接メリットと結びつくというわけでもないということです。
返済完結に一日でも早くたどりつくためには、予定を繰り上げてATMなどから返済を行う、「繰り上げ返済」を行う必要があるのです。
返済方法の種類でキャッシング比較
では、具体的に返済を行う際の返済方法で比較してみましょう。
キャッシング | 返済方法 |
プロミス | ATM 口座振替 口座振込 コンビニ返済 インターネット返済 |
アイフル | ATM 口座振替 口座振込 コンビニ返済 |
アコム | ATM 口座振替 口座振込 インターネット返済 |
ノーローン | ATM 口座振込 口座引落 インターネット返済 |
微妙に、インターネット返済に対応しているかどうか、コンビニのマルチメディア端末を使っての返済に対応しているかで違いが出ていますね。しかしここで比較した消費者金融4社は、いずれも大手消費者金融ですから、利便性の高い返済方法は一通り揃っている印象です。
アコム以外は特に利便性の高い、インターネット返済に対応していますよね。
返済方法が多いということは返済しやすいということ
返済で選べる方法ということは、返済しやすいということです。返済で悩みたくないという方は、自分にあった返済方法を完備しているキャッシングを選んで申込みましょう。利用前にはどうしても借入方法ばかり気になってしまいますが、返済方法もきちんと調べておくと、キャッシングを利用してから困るということはまずないでしょう。
キャッシングで失敗してしまう人の多くは、借入や返済に関する下調べが足りません。事前の下調べと、比較だけが、あなたのキャッシングを成功に導くのです。
返済方式でキャッシング比較
返済金額を割り出す要素は、金利だけではありません。そもそもどんな計算方式で返済額を割り出すのか。それは、消費者金融や銀行ごとに異なる、返済方式の設定で変わってきます。
カードローンを扱う業者は、ほとんど残高で返済額が変わる方式を採用していますが、中には残高に関係なく、一律で返済額を割り出す返済方式を採用しているキャッシング業者があります。
キャッシング | 返済方式 |
プロミス | 残高スライド元利定額返済 |
アイフル | 残高スライド元利定額リボルビング |
アコム | 定率リボルビング |
三井住友銀行カードローン | 残高スライド |
三菱東京UFJ銀行カードローン | 残高スライドリボルビング |
みずほ銀行カードローン | 残高スライド |
新生銀行カードローンレイク | 残高スライドリボルビング 元利定額リボルビング返済 |
呼び方こそ違うが、設定はほとんど同じ
「残高スライドリボルビング」や「残高スライド」方式など、一見まったくの別物に見えてしまいますが、実はこれらはほとんど同じ設定が組まれています。
現在の借入残高に応じて、返済額が変動する設定。これは、追加融資を限度額まで自由に借りられる、カードローンにピッタリの設定です。
カードローンは限度額いっぱいお金を借りた後、その中の少ない割合でも返済したとしたら、返済した分再び借入可能となるのです。
スライドリボルビング方式での返済は、借入残高が少なくなるほど、約定返済額もそれに応じて少なくなることもあり、返済に計画を立てておかないと返済が困難になってしまいます。
レイクの返済方式は柔軟
新生銀行カードローンレイクの返済方式は、二種類の返済方式が用意されています。
一般的な、残高に応じて返済額が決まる「残高スライドリボルビング方式」と、残高に関係なく決まった額返済することになる、「元利定額リボルビング方式」の二種類が設定されます。
これらの返済方式、どちらが割り当てられるのかは、最初に設定された借入限度額に応じて自動的に設定されます。
ですが、ほとんどの場合、一般的な返済方式である「残高スライドリボルビング方式」が割り当てられます。10万円以下の、小額限度額の場合、残高にかかわりなく返済することになる、「元利定額リボルビング方式」が適用されます。
限度額の設定で返済方式が変わるという、返済に関して柔軟な業者は、キャッシング数あれどレイクだけです。
遅延金利でキャッシング比較
キャッシングの返済が遅れた場合、「遅延障害金」を支払うことになります。この、遅延障害金の算出方法が、借入残高 × 遅延損害金利率(年率) ÷ 365 × 延滞日数となっています。消費者金融や銀行の設定する遅延金利が低ければ低いほど、割り出される遅延障害金が小額になり、結果的に返済が遅れても負担が小さくなるのです。
消費者金融や銀行が設定する遅延金利の設定を一覧にして、比較してみましょう。
キャッシング | 遅延金利 |
プロミス | 20.0%(実質年率) |
アイフル | 20.0% |
アコム | 20.0% |
三井住友銀行カードローン | 19.94% |
三菱東京UFJ銀行カードローン | 19.9% |
みずほ銀行カードローン | 4.6~14.6% |
遅延金利を一覧で並べてみてわかるのが、どの消費者金融も銀行も遅延金利の設定に大きな差がないということ。どの消費者金融も銀行も、金利上限法いっぱいの20%に近い設定を組んでいますね。
三菱東京UFJ銀行だけ遅延金利の設定が際立っているのは、借入時の金利設定と同じ金利が、遅延金利にも適応されるからです。
遅延金利について考えるべきではない
遅延金利でキャッシングを比較して、「返済の負担が小さい」と判断するべきではありません。しっかりと期限を守った返済を行っていれば、遅延障害金を支払う必要がないからです。
「返済が遅れた場合」のことを考えるのではなく、「いかにきちんと期日内に返済するか」を考えましょう。
2016年7月時点での一人頭の貸付残高で比較
それぞれの消費者金融のキャッシングへ申込み、実際にカードローンなどの利用者全体で集計した、一人頭の貸付残高で比較してみましょう。貸付残高を見てみれば、どれだけその消費者金融が多くのお金を貸し付けることに積極的なサービスを提供しているのか、ひと目でわかりますよね。
消費者金融 | 一人頭の貸付残高 |
プロミス | 566,000円 |
アコム | 764,139円 |
アイフル | 275,592円 |
以上が、2016年7月時点での、一人頭の貸付残高です。アコムが頭一つ飛び抜けて、貸付残高が高額の印象を受けますね。
審査通過率、返済の督促の対応で差が出たか
どうして大手消費者金融3社で、貸付残高に差が出ているのか考えてみましょう。それは簡単です。それぞれ審査通過率が違い、どこまでの基準でキャッシング契約を結ぶのかの違い。
そして、増額案内の出し方にも違いが出るものと思っています。ある程度キャッシング利用履歴が長くなった時点で、消費者金融側から借入可能残高の増額案内を出す消費者金融とそうでないところがあるのもその差かと思います。
さらにもう一つの要素として考えられるのが、返済を督促する対応です。返済を促すために熱心な督促を行うのか、そうでないのか。その対応でも貸付残高に差が生まれますよね。
あなたにあったキャッシングは? 比較して見つけよう
しっかりキャッシング条件を比較した上で、あなたにあったキャッシングを見つけましょう。比較するべきポイントは、審査基準や金利、サービスや信頼感など、様々です。キャッシングを利用する人によって利用するべきキャッシングの種類は変わります。比較に比較を重ねて、自分にぴったりの条件でお金を借りることのできるキャッシングを見つけてください。
審査に自信がないあなたにおすすめ
これからキャッシングを考えている方の中には、審査に自信の無い方も多いはず。審査で見られるのはその人が持つ、「属性」と「信用情報」ですが、それらの審査で多少甘く見てくれるのは、大手消費者金融のアコムです。
アコム
金利 | 限度額 | 審査 | 審査通過率 |
4.7%~18.0% | 500万円 | 最短30分 | 47.0% |
最新データで出ているアコムの審査通過率は47.0%と、アイフルと並んで大手消費者金融の中でもっとも高い数字です。
しかもこの審査通過率は毎月上がり調子で、どれだけ最近アコムがキャッシングに積極的かわかるというものです。審査に通過する自信がないなら他の大手消費者金融ではなく、このアコムへ申込みを行ってください。
キャッシングに安心感を求めるあなたにおすすめ
キャッシングにおいて大切なのは、金利や無利息サービスなどだけではなく、どれくらいそこからのキャッシングが安心できるかという点です。その点で考えれば、やはり大手消費者金融よりも銀行からのキャッシングが安心です。
三菱東京UFJ銀行カードローン
金利 | 限度額 | 審査 | 銀行口座 |
1.8%~14.6% | 500万円 | 最短30分 | 不要 |
三菱東京UFJ銀行カードローンは、言わずと知れた都市銀行カードローンなので、ここからお金を借りる安心感たるやとても大きなものです。
2016年7月より改定された新しい金利は1.8~14.6%の低金利。テレビ窓口という三菱東京UFJ銀行独自の自動契約機を使えば最短40分の即日融資での借り入れが可能です。
低金利さ、即日融資対応、そして都市銀行のキャッシングならではの安心感という、三拍子そろった優秀なキャッシングです。
一刻もはやくお金を借りたいあなたにおすすめ
一分一秒でも早くお金を借りたいと思っているあなたにおすすめなのが、大手消費者金融のプロミスです。
プロミス
金利 | 限度額 | 審査 | 振込融資 |
4.5%~17.8% | 500万円 | 最短30分 | 最短10秒 |
どうしてプロミスがおすすめなのかというと、プロミスは振込先口座を三井住友銀行かジャパンネット銀行に指定すれば、振込依頼を出してから最短10秒に借入れたお金が振り込まれるからです。即日融資どころか、即日融資に対応しているため、キャッシングに急いでいるあなたにピッタリなのです。
三井住友銀行は都市銀行なので、メインバンクとして利用しているという方も多いのではないでしょうか。
少しでも利息を少なくしたいあなたにおすすめ
返済の時に支払う利息が気がかりな方も多いでしょう。そんな方におすすめしたいのが、無利息サービスを利用しながらのキャッシングです。無利息サービスに強いカードローンと言えば、新生銀行カードローンレイクでしょう。
新生銀行カードローンレイク
金利 | 限度額 | 審査 | 無利息サービス |
4.5~18.0% | 500万円 | 最短30分 | 30日間無利息 5万円以下の借り入れで180日間無利息 |
新生銀行カードローンレイクがすごいのは、無利息サービスが2種類用意されており、自分に合わせたキャッシングが可能だということ。
はじめてのキャッシング時に限られてしまいますが、金額に関わらず30日間無利息※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です、そして5万円以下のキャッシングに限られてしまうものの、180日間という長い期間無利息になるサービスの2種類用意されています。
上手に無利息サービスを使いながらキャッシングを行えば、支払う利息をかなり少なくキャッシングが可能です。
比較しないでキャッシングするとどうなる?
しっかりとキャッシング条件を細かく比較しながら選ぶ重要性を説明してきましたが、反対にまったく比較しないでキャッシングするとどうなるのか。考えてみましょう。
まず、突発的に選ばずにお金を借入れると、その返済に手こずるはずです。自分の返済スタイルを考えずにキャッシングしたのですから当然です。自分の思っていたよりも多くの利息の支払いを求められるでしょうし、返済方式や返済方法も、自分とってやりやすいものではないかもしれません。
キャッシングにおいて一番重要視するべきポイントは?
キャッシングを比較する時、重視すべきなのはやはり金利です。なぜかというと、金利を見ればそのキャッシングの特性が見えてくるからです。
金利が高いキャッシングは、同時に審査基準が甘いという特徴があります。また、その他即日融資などサービスにも優れたものが多いです。
反対に、銀行カードローンなど、低金利のキャッシングは金利が低く条件の良いキャッシングが可能なものの、審査が厳しいです。
まずはキャッシングの金利を比較して、おおまかに自分位にあった審査基準のキャッシングを見つけてください。その後、さらに細かくそのキャッシングについて調べて、サービスや使いやすさなどを把握してください。