カードローンを利用する上で金利はとても重要なものになりますが、皆さんはその金利が実際にどのように返済額と絡んでくるのか、ご存知でしょうか?
今回はそんな金利の計算方法からカードローン会社の比較についてご紹介します。
利息の計算方法を知っておくメリット
カードローンでの利息の計算方法を覚えておくと、どういったメリットがあるかと言うと、一括で返済した方がお得だということを知ることが出来ます。
カードローンには必ず金利が付きますが、この金利は計算してみると30日間で完済した場合と60日間で完済した場合とでは返済総額が変わってきます。
例えば、年率18%のカードローンから20万円を借りた場合、30日で完済するとなると、利息は20万円×年率18%÷365日×30日となるので、約2958円となります。
これを60日で完済する場合、20万円×年率18%÷365日×30日となるので、約5917円の利息がつくことになります。
利息は返済期間が長ければ、その分増えてしまうのです。
この計算方法を知っておけば、自分が借り入れた時に期間が長いとどれくらいの利息が付くのかを具体的に知ることが出来るので、短期間での返済を目指すことが出来ます。
銀行カードローンの金利について
銀行カードローンの借入時に発生する金利ですが、この金利には「固定金利型」と「変動金利型」の2種類があります。
固定金利型の特徴は金利が予め設定されており、変わることなく最後までずっと同じ金利になります。
これなら返済額がいくらなのかはっきり分かる上に市場に左右されることはありません。
ただし、金利が高い時期に利用してしまうとずっと高い金利を払い続けなければなりません。
変動金利制の特徴は金融情勢の変動によって金利が変わります。
初回の金利が低めに設定されるなどキャンペーンが多いことや、金利が下がった時に返済額の負担を減らすことが出来ます。
返済額を把握しづらく、金利の上昇によっては負担がかかってしまいます。
コンビニATMでカードローン
カードローンというと、消費者金融などで契約し、その店頭でしか受け取れないと思う方も多くいらっしゃるのではないかと思います。
ところが、現在のキャッシングは多くの金融会社と銀行やコンビニなどが提携しているので銀行やコンビニのATMなどでも手軽に簡単に引き出すことが出来るようになっています。
銀行や店頭だと営業時間や店舗が限られてしまうため、深夜や急な出先でのキャッシングが出来ないというような事もあります。
しかし、コンビニのATMであれば24時間営業なので、いつでもどこでもキャッシングが可能という点では大変利用しやすいのではないでしょうか。
時間外手数料よりもキャッシングの金利や利子の方が安い場合もありますので、お得に借入が出来ると言えます。
アルバイトやパートの方でも利用可能
カードローンは、基本的に毎月安定した収入があれば利用出来ます。
フルタイムで会社員の方はもちろん利用出来ますが、アルバイトやパートで働いている方でも、毎月安定した額の収入があれば年収の3分の1までなら借り入れが可能なので安心して利用出来ます。
また、専業主婦でカードローンを利用したい場合は、収入が無いので旦那さんの収入が審査の対象になり、同意書なども必要になる事があります。
なので、旦那さんには内緒で借りたい場合は利用する事が難しくなってしまうので、十分注意しましょう。
比較サイトで選ぶ前に
数多くのカードローンからどれを利用するか選ぶのに悩んだらカードローンの比較サイトを利用すると良いでしょう。
カードローンの比較サイトでは、各カードローンの内容を知ることができ、さらにどこがオススメなのかを紹介している場合が多いです。
そのような比較サイトを活用することで、自分に合ったカードローンを利用することが出来るのですが、そのサイトの情報が正しくない場合もあります。
例えば比較サイトで記載されているキャンペーンが既に終了して受けることが出来ないなどのことが起こりうるのです。
カードローン比較サイトに乗っている情報だけで決めるのは止めましょう。
比較サイトを見て気になった消費者金融・銀行のカードローンは公式ホームページを見て情報収集すると良いですよ。
カードローンを比較しよう
カードローンは銀行から消費者金融まで、様々な商品があるので、必ず比較をしてから申し込みをしましょう。
カードローン会社はそれぞれ独自のサービスを展開しています。
そのため、金利もそれぞれ異なっているのです。
借り入れをしたあとは返済をしなければいけないので、少しでも返済金額を少なくする為にも、金利が低いカードローン会社を選択するようにしましょう。
金利が高いと、いくら余裕のある返済計画を立てたとしてもキツキツな状態になってしまいます。
申し込みをする前にきちんと返済計画を立て、さらに金利の低いカードローンを比較しながら決めていきましょう。