おまとめローンは複数のキャッシングを一本化するための借入れのこと。おまとめローンの審査で見られる基準は少し特殊で、通常のローンとは少し違う審査を受けることになります。その審査で問題ないと見なされた時はじめて一本化のための金を借入れることができます。
しかし信用情報に問題が残っている、俗に言うブラックリストに名前が載った状態ではそれだけで審査においてかなり不利です。
大手消費者金融や銀行の審査ではそのブラックリストに載っているということだけで審査に落ちてしまうでしょう。債務整理を合わせて検討してください。
信用情報に傷が残っている状態が俗にいうブラックリスト
ブラックリストに載っているとは言え、そんなリストは実際には存在しません。ブラックリストに載っていると呼ばれるのは、返済遅延や債務整理などの金融事故情報が信用情報に残ってしまっている状態のことです。
銀行や消費者金融が審査で知りたいのはその人が持つ返済能力です。返済遅延や債務整理を行ったという記録はそれだけで返済能力が乏しいという判断を下されてしまいます。
ブラックリストに載った時点でおまとめローンの審査で不利
ブラックリストに載っているだけで、大手消費者金融や銀行におけるキャッシングでの審査でかなり不利になってしまいます。返済遅延や債務整理の情報が残っている人にお金を貸すのは貸したお金を返済してくれないリスクと隣合わせということもあり、貸し付ける側にとってはかなりリスキーとなるので当然です。
消費者金融や銀行は審査で属性よりも取り寄せた信用情報を重点的に審査します。信用情報をもとに審査でまず足きりすると言っても言いすぎではないほどです。
審査に通らないなら債務整理を検討すべき
おまとめローンで自分の多重債務をまとめて返済の負担を小さくしようと思っても審査に通らないとお話になりません。キャッシングの一本化を行うことができないと、返済額は変わらず借金の負担は大きいままです。
確実に返済額を少なくして返済の負担を小さくしたいと思っているならぜひ、司法書士や債務整理の手続きを得意としている弁護士に相談して、債務整理の手続きを進めてください。
任意整理や個人再生の手続きがうまくいけば、返済額を5分の1程度に抑えることも可能です。キャッシングの一本化を行うよりもはるかに現実的な返済計画を立てることができるようになります。
信用情報に問題が無ければ審査に通ることは多い
たとえ収入面や勤続形態や居住形態で審査に不利な属性となっていても、信用情報に問題ないならば特に消費者金融の審査に通ることは多いです。おまとめローンの利用を考えているならばおまとめローンの貸付に積極的な消費者金融に申し込みましょう。属性と信用情報に問題ないならば銀行のおまとめローンの利用を考えれば、さらに適用金利を引き下げることができます。
銀行のおまとめローンを利用できれば、金利が下がり返済日もまとまる安心感を手にすることができるようになるでしょう。
まとめ
ブラックリストという帳簿は実在せず、ブラックリストに載っているというのは信用情報に返済遅延や債務整理の情報が残っている状態のことを言います。
ブラックリストに載っている状態では銀行や大手消費者金融の審査に通るのはかなり難しくなります。反対に属性がそれほど良いものでなくても信用情報に問題さえなければ、消費者金融だろうが銀行だろうが審査に通ることは十分考えられます。
どうしてもおまとめローンの審査に通らずキャッシングの一本化が難しいならばぜひ司法書士や弁護士など専門の知識を持つスペシャリストの助けを得ながら債務整理の手続きを進めてください。
