キャッシングやカードローンを申し込むと、必ず審査があります。この審査の間、キャッシング業者は申し込み者の信用情報を調べ、取引可能かどうかを判断します。審査の通過後晴れてお金を借りられるわけですが、キャッシングを申し込む人は当然お金に困っていますので、この審査に要する時間は気になるところです。一般的に銀行カードローンの審査は消費者金融の審査に対して時間がかかると言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか?カードローン審査の予備知識や、時間がかかってくる原因などを詳しく見ていきましょう。
審査期間に影響する要素
カードローンの審査では申込者に融資可能かどうかを判断しますが、その結果通達までの時間に影響してくるのは申込者の信用情報や融資額だけではありません。審査結果通達までに要する時間は、金融機関、申し込み方法、申し込みをする曜日など、申し込みする条件によって異なってきます。少し申し込み条件を変えるだけで審査結果の通達は早くなってきます。具体的に見ていきましょう。
銀行によって審査時間は違う
審査の時間は金融機関によって異なってきます。一般的に銀行カードローンの審査は時間がかかり、消費者金融は非常に早く融資可能になると言われています。通常、消費者金融のカードローンであれば一時間か早ければ30分以内で終わってしまうようです。銀行カードローンは従来のイメージ通り一週間ほどかかる銀行もあれば、最近では即日融資などを売りにしている銀行もあります。インターネットで調べるとそうした銀行は情報が見つかりますので、調べてみましょう。
申し込み方法で審査時間は変わる
申し込み方法にもよっても審査にかかる時間は変わってきます。郵送での書類発送、対面申し込み、インターネット、無人契約機での手続きといった方法がありますが、最短での融資を希望であればインターネット、無人契約機になるでしょう。一方一番時間がかかるのは郵送です。書類の往復だけで4,5日はかかるでしょう。実際に足を運ぶ手間を考えればインターネットがベストです。
申し込みをする曜日
申し込みをする曜日、時間帯も審査にかかる時間に影響してきます。土日の申し込みをしても、審査結果の通達は翌営業日になる場合があります。連休、長期の休暇前、年末年始などは申込者が多くなり審査に時間がかかることが多いようです。平日の午前中などは申込者が少ない傾向がありますので、審査にそれほど時間はかからない傾向があります。
審査が最短で終わる条件
消費者金融や即日融資を謳う銀行であれば、問題なく手続きが進めば審査は早く終わり早ければ即日の融資が可能となります。カードローンを申し込むする方であれば、理想を言えば当然即日にお金を受け取りたいはずです。そこで、審査が最短で終わりやすい条件についていくつかご紹介します。
クリーンな信用情報が有利
当然ではありますが、信用情報機関で保持する情報に何ら問題がなく、信用情報をクリーンで健康な状態に保っている申込者であれば短い審査時間で融資可能となります。ただ、短い期間で複数他社に申し込みしているような場合は、いわゆる申し込みブラックという別の問題となりますので必ずしも融資可能とはなりません。
問答無用で融資不可な場合も
過去に債務整理をしている場合や、すでに複数他社で借入をしている場合などどう考えても融資できないケースがあります。こうした情報が見つかった場合、審査をするまでもなく融資不可となりますので、審査の時間はかかりません。
審査に時間がかかる原因
審査の時間はつまり、「申込者が支払いを滞りなくしてくれるか吟味している時間」ということです。時間がかかってくる原因はいくつかあります が、以下に例を紹介していきます。
微妙な信用情報
他社での多少の滞納や申込件数など、すぐには判断できない場合は審査に時間がかかる傾向があります。問答無用でNGというわけでないが、融資可能かどうかは即決できない状態というわけです。時間がかかった挙句、結局NGということもありますので、申込者にとっては一番辛いパターンです。
履歴がない場合
カードローン業者にとって望ましいのは長い期間、継続した借入をして安定した弁済をしてくれる顧客です。履歴がない申込者の場合、過去に借金がまったくないか、債務整理後、情報がすべて更新されて消えているかのいずれかになります。なりすまし等の詐欺も疑われますので審査には時間がかかってきます。
まとめ
銀行カードローンの審査は一般的に時間がかかると言われています。しかし、即日融資を謳っている銀行もありますので、そういった銀行であればその限りではありません。最短での融資を希望ならばインターネットで申し込みましょう。審査に時間がかかる場合、信用情報に何らかの問題が考えられます。ご自身の信用情報を把握しましょう。