おまとめローンの審査で見られる信用情報とはどんなものか理解しているでしょうか。おまとめローンの審査はこの信用情報に問題があった時点で審査に落ちてしまいます。信用情報とはその通りその人の信用を現す情報。ここには現在どのキャッシング業者へ申し込んでいるのか。実際にどこからお金を借りているのか。
そして審査に一番大きく関わってくるのが、過去のキャッシングにおいて返済遅延がなかったかどうか。返済が遅れた情報が残っていると、それにより返済能力が低いとみなされてしまいおまとめローンの審査に落ちる確率が高くなってしまいます。
信用情報は専門機関に集められた情報
信用情報は大きく分けて３つの信用情報機関に集まっている情報です。消費者金融や信販会社はそれぞれ提携している機関へ信用情報の開示を求めます。おまとめローンその他キャッシングの審査でその信用情報に問題がないか審査を行います。
信用情報機関に不利な情報が残る期間はその機関と、情報の種類によって異なります。返済遅延の情報が消えるまでには5年ほどかかってしまうこともあります。債務整理の中でも一番効果が大きな自己破産の情報だと、消えるまでに10年ほどかかってしまうこともあり、その間は審査でかなり不利なステータスになってしまうでしょう。
おまとめローンは借入れるお金が大きくなること、そして多重債務者が利用するその特徴ゆえ、審査が厳しくなります。
特に消費者金融は信用情報に問題が無ければ審査に通る
銀行よりも審査が甘い消費者金融ならば、収入など属性よりもこの信用情報を重要視されます。現在短期間に複数業者に申し込んでいる情報や、お金を借り入れている業者が多かったとしたら審査で不利な信用情報だということになります。
おまとめローンはただでさえ多重債務者が利用するという点ですでに信用情報において不利です。他の情報で少しでも審査に有利な状況を作っておくことにしましょう。信用情報にはクレジットカードを使ったクレジットカードヒストリーも審査基準に含まれます。
そうした情報で少しでも審査に通りやすい信用情報を持っておく努力をしてください。
属性と信用情報に自信があるならば銀行キャッシングで一本化
収入などの情報が現す属性の情報と、現在と過去のキャッシングが現す信用情報に問題が無ければ、審査の甘い消費者金融よりも銀行キャッシングを利用して借入れたローンの一本化を行いましょう。
おまとめローンを利用する一番大きな目的はなんといっても、今適用されている金利をさらに低くするということ。消費者金融のおまとめローンには金利を下げることにどうしても限界があります。
対して銀行のおまとめローンはかなりの高限度額で、総量規制にもかからない、消費者金融と比較するとかなり低く設定された金利が魅力。審査が厳しくなるものの銀行からの借入れで一本化することができれば、かなり多くのメリットを得ることができるはずです。
審査にどうしても通らない場合は
おまとめローンでキャッシングの一本化をねらっても成功しない。どうしても審査に通らないという場合は債務整理を検討してください。債務整理は弁護士や司法書士など専門家の助けを仰ぐことで多くの手数料がとられることが多く、効果が出るまで時間もかかってしまうことがあります。
しかしそもそもの目的である返済額の減額を狙うことができるという点ではかなり大きな効果を狙うことができるはずです。
多重債務者を狙ったヤミ金のおまとめローン詐欺なども多いです。そうした甘い審査を餌に多重債務者にとって不利益を被ってしまう詐欺に引っかからないように注意しておきましょう。
