キャッシング利用時に何かトラブルが起こると、その情報によってキャッシング不可能になってしまうブラックリストに名前が載ってしまうのは本当なのか。
そんな不安な気持ちでキャッシングと付き合っている人もいるはず。
先に言ってしまうと、ブラックリストに名前が載ってしまうなんてことはあり得ません。
ブラックリスト自体存在せず、そんな閻魔帳のような帳簿も存在しません。
ですが確かにキャッシング時の審査で不利になってしまう情報は確かに存在します。
信用情報に問題があると、確かに審査結果に大きく響いてしまい、その状態がぞくにいうブラックの状態となってしまいます。
審査では何を見られる属性
そもそも審査ではどんな情報を見られて、その情報で審査結果を判断しているのでしょうか。
まず当然のことながら年収や勤続年数などで決められる属性。
この属性は加点形式で点数が決められていき、より生活が安定している人、金銭的に余裕がある人のほうが審査に有利になる属性に身を置くことができます。
この部分は審査において返済能力を消費者金融側に表すことになるため、当然重要なポイントとなりますが、ここはブラックリストの話題とは関係のない部分になります。
審査でより重要になる信用情報
信用情報こそ審査でより重点的に見られるポイントです。
その人が過去どんなキャッシングを行ってきたのか。そして現時点でキャッシングを行っているのか。もしお金を借りているとしたら、どれくらいの金額キャッシングしているのか。
それらの情報を参照されます。これらの情報がすべて集まっているのこそ信用情報機関に集められる信用情報です。
もしも過去のキャッシングで返済が遅れていたとしたら。そしてもし過去に過払い金請求や任意整理など、返済額を少なくするための債務整理を行っていたとしたら、その情報で多くの消費者金融などは審査に無条件に落とすという判断を下すとしても、なんの不思議もありません。
信用情報に問題が残る状態こそ、ブラックリスト入り
この審査で脚切りされてしまう情報が残ってしまう状態。審査に大きく不利な情報が残ってしまう状態こそ、ブラックリストに名前が載った状態です。
この信用情報に残ってしまった情報が消えるまでには、その情報によって消えるまでに要する長さが異なります。
例えば返済遅延が消えて審査に問題ない状態になるまでには、その情報が残ってから一年を要することになりますし、債務整理を行うと5年程度キャッシングできないなんてことになり、過払い金請求を行うとその業者から二度とお金を借入れることができないなんてことになるのです。
借金が免除される自己破産を行うと、多くの財産を失うのと同時に、10年間その情報が信用情報に残ってしまう。つまり10年間ブラックリスト入りしてしまい、それにより審査でとても不利な状態になってしまうということです。
ブラックリストに載ってしまう事のないようにキャッシングと向き合っていくことが大切ですし、ブラックリストに名前が載ってしまったとしたらその時の対処法も考えておきましょう。
ブラックリスト入りしても審査に通す消費者金融がある
信用情報に問題があるとすべての業者が行う審査に通らないというわけではありません。
中には信用情報に問題があっても審査に通す消費者金融も存在します。
大手消費者金融ではなく、もっと小さな規模で経営を行う中小消費者金融がそれにあたり、フクホーやライフティなど、知名度で劣るものの大手消費者金融とは違った基準で審査を行う業者が多いのがその特徴です。
もしもブラックリストに名前が載ってしまっている。このままでは審査に通らない。なんて悩みを抱えている方がいるとしたら、中小消費者金融に申し込んでそこからお金を借入れることを検討してみるべきです。