近年消費者金融や銀行のCMや街頭広告をよく見かけますが、そこでよく出てくる「キャッシング」と「カードローン」という言葉の違いをご存知ですか?
キャッシングとカードローンの違いを比較!
違い1:「カードローン」は「キャッシング」の派生形
キャッシングを始めたのはアコムやアイフルなどの「街金」と呼ばれていた「消費者金融会社」です。
(キャッシングまとめナビTOPに戻る)
しかし、その後に何度かの貸金業法などの法改正を経たこと。そして消費者金融会社が大手都市銀行のグループ傘下に入ったこと。この2つを受けて「今までの『キャッシング』よりも、サービスも応対方法も一変したことをアピールしよう」という狙いで「カードローン」という言葉を打ち出してきました。
銀行にとっては、お金を貸す時には事業用や住宅用などで「ローン」という言葉を使ってきました。なので、馴染みのある言葉でもありました。
だから、「カード1枚あれば出来るローン」という意味があります。
違い2:銀行のグループ傘下に入っているかいないか
今でも消費者金融会社の中には、あえて「キャッシング」という言葉を使っているところもあります。これは銀行のグループ傘下に入っていないことをあえて示すために使っているのです。
「銀行がバックについてから、なんか昔より審査が厳しくなった気がする」という見方をする人もいますので、「ウチは違いますよ!」というアピールの意味もあるのですね。
借りる時に気を付けたいのは?
やはり銀行という後ろ盾がある会社の方とない会社で、キャッシングの金利を比較してみると、前者の方が低い傾向は強くでています。
もし、あなたが「カードローン」という名称を使っているところで審査に落ちてしまったら、今度は「キャッシング」という名称を使っている会社に申し込みをしてみると、違った結果が出る可能性もあります。
金利を取るか審査の通過率を取るか。ご自分の経済状況などと照らし合わせて比較してみると良いでしょう。
next page:利用・返済計画を比較