おまとめローンは借入額が多くなること。そもそもおまとめローンの利用者が多重債務者であるなどの理由で審査に通りにくくなります。多くのお金を貸し付けるのは消費者金融も銀行も貸付を慎重になりますし、多重債務は返済能力に疑問を持たれるきっかけになってしまいます。
しかしおまとめローンは通常のローンと比べて、返済のためのキャッシングであること。消費者金融のおまとめローンならば追加融資を受けることができなくなる。他社の貸付を自社のものにうつすことができるという会社利益の増益などの理由で、消費者金融など業者の審査が甘くなる傾向にあります。
おまとめローン審査で見られるのは通常の審査と同じ項目
とはいえ、おまとめローンも通常のキャッシングとそう変わらないポイントを審査されます。審査で見られるのは信用情報に記載されている過去のキャッシング実績。どれだけ過去に借りており、期日内に返済が完結しているか。
その返済実績に問題があるとその情報は審査に大きく不利です。多くのお金を借入れてもきちんと返済してくれるという手応えのある人に消費者金融や銀行はお金を貸したいはず。
当然収入が多いなど属性の強い人はそれにより審査で有利なのは言うまでもありません。しかし消費者金融のおまとめローンならば見られるのは収入の情報より信用情報。どれだけ返済実績があり、信用情報が安定しているのか。その情報です。
数社程度のキャッシングなら審査に落ちにくい
一社、二社程度、数百万円程度の多重債務ならば消費者金融や銀行側もそれほど問題視しません、本人にきちんと安定した収入があれば、まず審査には落ちないはず。特にアイフルのおまとめローンは、おまとめローンで一度キャッシングした後は追加融資を受けることができず、返済を進めるのみとなります。
これなら貸し倒れのリスクも少ないと審査にも通りやすいです。カードローンの返済が難しいのは限度額内で何度でも再融資を受けられるという特徴ゆえです。
業者側も他社を出し抜きたいと思っている
おまとめローンは借り換えローンと呼ばれることもあり、他社へのキャッシング条件借り換えを目的とした借入れです。つまりおまとめローンを貸し付ける側としては、他社の利益を奪うことがでるのです。
当然それは借入れたお金でキャッシングの一本化を行い、その借入れたお金をきちんと返済できる人の話です。この人におまとめローンのお金を貸し付けてもそのお金は返ってこない。
そう認定されてしまうと、当然審査落ちとなってしまいます。返済のための借入れとなり、審査が多少有利とは言えキャッシング額は大きい。お金を貸す側としては、ハイリスクハイリターンなキャッシングとなるのです。
銀行カードローンをおまとめローンとして利用するのは難しい
利用意図自由な銀行カードローンはキャッシングをまとめるためのおまとめローンとして利用するのにうってつけです。低金利、高限度額、総量規制で借入額に制限がかからない銀行カードローンですが、審査が消費者金融よりも厳しいです。
銀行としてはただただ大きな融資をカードローンで貸し付けるだけの形です、多重債務者に高限度額設定を行うのはただリスクでしかありません。
まずは消費者金融のおまとめローンで一本化
おまとめローンの利用目的はキャッシングの一本化のはず。その第一目的が果たすことができません。低金利で好条件のキャッシングは言うまでもなく魅力的です。しかし銀行の審査に落ち続けていては意味がありません。
多重債務で苦しんでいるなら、これからの返済にもっと前向きになるためにもまずは審査の優しい消費者金融のおまとめローンに申し込みましょう。
