金融機関は金銭的に困ってしまった時に頼ることのできる機関となっています。
キャッシングをする際には申し込みして審査を受けて、同時に利用限度額が決定されますので範囲内で借入可能になります。
利用限度額とは別に総量規制がありまして、こちらは借入が制限されるもので決められた金額以上は借入不可なのです。
借入を行うにあたりこちらの規制が大事になりますから、しっかり計画的に利用していくことが大きなポイントになります。
低所得者の方の場合は、それだけキャッシング出来る金額も低くなりますので、きちんと返済の事も考えましょう。
規制は消費者金融のみ対象となっていますから、消費者金融を利用される際には意識するようにして下さいね。
総量規制がある事で上手に活用できる方と、窮屈に感じる方に分かれてくるとは思いますが、借入の仕方を考える良いキッカケになるのではないでしょうか？
総量規制が出来た理由とは？
なぜ規制が出来たのかと言いますと、以前までは借金を苦にして自己破産者や自殺者が多数いたのです。
現在は、貸金業法が改正されたことにより金利は20％までとされていますが、以前はさらに高金利で貸付が行われていました。
あまりにも自己破産者などが多い事や金融業者が回収できない事が問題にされ、改正され総量規制が出来たのです。
余裕を持って返済することのできるラインが年収3分の1だと決められて、消費者金融を対象に施行されることになりました。
借り過ぎを防ぎ借金苦になってしまう者を減らすために施行された結果、現在では自己破産者も減少しているのです。
ただ、年収の低い方からすればキャッシング出来る金額も低くなりますから、借入の際には返済計画を立てることを忘れないように。
どうやって付き合っていく？
規制とどのようにして付き合っていくべきであるのか考えることが大切ですが、悩みはつきないものです。
総量規制は借り過ぎを防いでくれますが、人によっては煩わしく満足のいく借入が出来ないこともあります。
一番良いのは、きちんと返済の事を考えてから借入金額を決めて利用していくことだと思います。
返済の事を考えれば遅延や延滞してしまう事もなくなりますし、しっかり返済していくことで常に限度額を空けて利用したい時に頼れます。
どうしても総量規制が気になってしまう方は、その対象外である銀行に申し込みをしてみて下さい。
銀行は規制による貸付の制限がないため、普段から返済を怠らず正しく利用していれば利用限度額も増額してもらえます。
その都度、自分の利用状況や目的に応じて申し込む場所を選んでいきましょう。
